理学療法学科職業実践専門課程(医療専門課程) 3年制/定員40人

「動作」に関する身体機能の
回復を支援する仕事

運動療法、物理療法および義肢装具療法といった治療手段を駆使して、患者さんのニーズに応えられる理学療法士。
これらの治療手段を用いて、運動機能の改善や痛みの緩和、失われた機能の再獲得によって、
基本動作や日常生活を円滑にできるよう患者さんをサポートします。
活躍の場は、病院やクリニック、リハビリテーションセンターなどの医療機関から、
保健・福祉施設、プロのスポーツチームなど、幅広い現場でそのスキルが求められています。

理学療法学科メイン画像 理学療法学科スマホ用メイン画像

FEATURES

理学療法学科の特徴

  • 就職率

    100

    ※就職希望者のみ

  • 国家試験合格率

    100

01臨床能力試験

  • 臨床能力試験画像臨床能力試験スマホ画像
  • 01

  • 臨床能力試験

  • 各疾患の症状や治療法を熟知した教員が模擬患者となり、本番さながらの臨床能力試験を実施。実習の前・後で振り返りの時間を設け、課題に応じた達成度を確認します。

02国家試験合格を支援

  • 国家試験合格率画像国家試験合格率スマホ画像
  • 02

  • 国家試験合格を支援

  • 1年次から、国家試験合格に必要な「勉強量」、「勉強の質」、「やる気」を引き出します。また、3年次では、合格実績の高い国家試験対策に取り組むことで、資格取得の夢を現実にします。

03社会のニーズに
対応した授業

  • 実社会に役立つ授業画像実社会に役立つ授業スマホ画像
  • 03

  • 社会のニーズに対応した授業

  • 臨床現場で求められるコミュニケーション能力はもちろん、多職種連携教育を通して、他職種を理解し、チーム医療の一員となるための協調性を養います。

04充実した
臨床実習形態

  • 充実した臨床実習形態画像充実した臨床実習形態スマホ画像
  • 04

  • 充実した臨床実習形態

  • 長期の実習で知識と技術をブラッシュアップ。患者さんとの関わりの中で、より優れた人間力のある理学療法士を目指します。

CURRICULUM

カリキュラム

1年次

資格取得に必要な
医学的基礎知識を学ぶ。

理学療法士は、人に向き合う仕事です。
その人を理解するために必要な解剖学、生理学、運動学、心理学、栄養学などの
医学的基礎知識を修得するだけでなく、患者さんに対するコミュニケーション技術も学びます。

2年次

患者さんを診るための
知識と技術を学ぶ。

関節角度や筋力等の測定方法や神経学的検査の技術を身につけるだけでなく、
画像所見や血液データの診方など幅広く「診る力」を養い、
患者さんのもつ課題を追究できる思考力を学びます。

3年次

さまざまな疾患に対する
適切な理学療法を学ぶ。

総合臨床実習において、チーム医療を経験しながら、
運動療法、物理療法、義肢装具療法といった治療手段を駆使し、
患者さんのニーズに応えられる思考能力を学びます。
また、国家試験対策に取り組み、資格取得を目指します。

PICKUP TEACHER

教員紹介

体表から触れる筋肉を触察し、
動きの理解を目指します。

担当講義は、体表解剖学Ⅱでは、体表から触れる筋肉を触察し、動きの理解を目指します。リハビリテーション概論では、リハビリテーションの考え方を学んでいただきます。また、学校業務外では、ヴィアティン三重バレーボールのトップチームトレーナーとして、国体やVリーグへの帯同など、選手が存分にプレーできるように活動しています。

柴山 靖先生

理学療法学科講師/
ヴィアティン三重バレーボール トップチーム
フィジカルトレーナー

PRACTICAL VIDEO

実習動画

PRACTICAL STUDIES

実習内容

1年次から3年次に向けて、段階的に学べる臨床実習プログラムです。
患者さんや医療スタッフとの関わりを通して、卒業後3年以内に即戦力となるための実践力と思考力を修得します。

1年次見学実習(45時間)

2年次評価実習(180時間)、地域包括ケア実習(45時間)

3年次総合臨床実習(630時間)

POINT

理学療法学科 学びのポイント

理学療法士は、患者さんのニーズに応えられる知識、技術、思考力が必要です。
そこで、「国家資格取得」と「即戦力になり得る人材の育成」を目標に掲げた効果的なカリキュラムを編成しました。

  • 入学時から国家試験プログラムを導入し、
    自学自習を習慣づけます。

  • 良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力や、
    理学療法評価技術を徹底指導します。

  • 基礎的な知識と技術を修得し、
    臨床実習を通して臨床的応用と思考力を経験します。

  • チーム医療に必要な「多職種連携教育」を通して他職種を理解し、
    協調性と実践力を養います。

ANNUAL OBJECTIVES

年次到達目標と科目一覧

前期・後期

医療・福祉に従事する人としての基礎作り

前期

医学的基礎知識を障がい学につなげる学習

後期

障がいに対する理学療法評価技術の学習が本格化

基礎分野

生物学、生化学、物理学、心理学、健康科学、統計学、情報処理、生命倫理学、社会学、英語

専門基礎分野

解剖学Ⅰ・Ⅱ、体表解剖学Ⅰ・Ⅱ、生理学Ⅰ・Ⅱ、運動学Ⅰ・Ⅱ、神経学、病理学、臨床心理学、基礎医学演習、人間発達学、栄養学

専門分野

リハビリテーション概論、理学療法概論、社会福祉学、理学療法評価学Ⅰ・Ⅱ、見学実習(45時間)

前期・後期

医療・福祉に従事する人としての対応力の向上

前期

疾病や障がいに対する理学療法評価技術の修得

後期

障がいに対する基本的な理学療法治療学の学習

専門基礎分野

臨床医学、内科学、老年医学、臨床運動学、脳神経外科学、神経内科学、整形外科学Ⅰ・Ⅱ、精神医学、臨床薬学

専門分野

理学療法評価Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ、医療安全管理学、臨床評価学演習、運動療法概論、日常生活動作学、義肢装具学Ⅰ・Ⅱ、物理療法学、理学療法研究方法論、地域理学療法学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、内部障害理学療法学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、中枢神経障害理学療法学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、運動器障害理学療法学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、小児発達障害理学療法学、地域包括ケア実習(45時間)、評価実習(180時間)

前期・後期

多角的な視点による臨床的応用力の獲得

前期

臨床実習における思考力と実践力の向上

後期

国家試験対策による資格取得の実現

専門分野

理学療法管理学、総合理学療法演習Ⅰ・Ⅱ、総合臨床実習(630時間)

NATIONAL EXAM
PREPARATION

国家試験対策

理学療法学科では、国家試験学習支援システム「国試対策連動システム宅ドリル便for 理学療法士」を導入しています。

国家試験合格サポート体制

  • 01傾向の把握と対策

    過去問の出題傾向の変化を分析するとともに、
    国家試験作成委員の構成も踏まえて出題を予測します。
    また、国家試験問題の解き方のコツを説明します。

  • 02きめ細かなスケジュール

    国家試験出題範囲は、広範囲に及びます。
    国家試験の過去問を分野別に分類し、関連領域の専門基礎問題と
    専門問題を結びつけて効率的に学習します。

  • 03確認テスト

    分野別学習期間は、
    週の始まりと終わりに小テストを行って理解度を確認します。
    理解度を把握することで、重点的に学習すべきポイントが分かります。

  • 04グループ学習

    少人数のグループ学習を行います。
    「書く」、「見る」、「聴く」、「教える」など五感を通して学習することで、
    定着率が格段に上がります。また、 1グループに1名の専任教員が担当し、
    一人ひとりの学習状況を確認しながら必要に応じて個別指導を行います。

  • 05個別指導

    国家試験合格は、本校の最大使命と考えています。
    そのための指導に時間を惜しまず、
    学生一人ひとりの達成度に応じて徹底指導します。

  • 06国家試験対策講義

    国家試験対策の講師陣は、各専門分野のスペシャリストです。
    国家試験対策に特化した講義は、
    その分野に関連する知識の理解を深めることで、知識を確実に定着させます。

EMPLOYMENT STATUS DATA

就職先一覧

小山田記念温泉病院/四日市羽津医療センター/富田浜病院/主体会病院/みたき総合病院/ JA 三重厚生連三重北医療センターいなべ総合病院/東員町社会福祉協議会/ JA 三重厚生連三重北医療センター菰野厚生病院/桑名市総合医療センター/ヨナハ総合病院/青木記念病院/長島中央病院/村瀬病院/塩川病院/ JA 三重厚生連鈴鹿中央総合病院/介護老人保健施設いこいの森/みどりクリニック/三重大学/医学部附属病院/三重県立子ども心身発達医療センター/三重県立一志病院/永井病院/介護老人保健施設あのう/榊原白鳳病院/榊原温泉病院/済生会松阪総合病院/ JA 三重厚生連松阪中央総合病院/松阪市民病院/済生会明和病院/玉城町介護老人保健施設ケアハイツ玉城/三重県立度会特別支援学校/伊勢赤十字病院/市立伊勢総合病院/伊勢慶友病院/アクアクリニック伊賀/伊賀市立上野総合市民病院/岡波総合病院/紀南病院/ JA 三重厚生連南島メディカルセンター/大和大学

INSTAGRAM