理学療法学科 2013年度卒業
愛知医科大学病院リハビリテーション部 勤務
いなべ総合学園高校出身
田中 拓哉さん
理学療法学科 2013年度卒業
愛知医科大学病院リハビリテーション部 勤務
いなべ総合学園高校出身
田中 拓哉さん
大学病院のリハビリテーション部で、神経難病、脳卒中、肩関節疾患の患者さんの診療に携わっています。急性期病院なので、担当患者さんの多くがADL全介助状態からリハビリを開始します。大半は年上の患者さんなので、臨床の際は常に敬意を払い、リハビリでの辛さを少しでも和らげるよう、笑顔で接することを心掛けています。病態が複雑な方が多く、改善が見られないときは文献や教科書をひたすら読み、先輩に相談したりと、学びは尽きません。それでも、どの患者さんとも長く接することができ、回復していく様子や生活が向上していく姿を身近に感じられることが大きなやりがいです。ユマニテクでの実習体験は、理学療法の面白さを知る良い機会。触診や評価法といった実技の授業も、現場で大いに役立ちます。4年間の学びの中に、なりたい道のヒントが必ず見つかります。
作業療法学科 2010年度卒業
鈴鹿厚生病院 勤務
相可高校出身
中原 由香(旧姓:初岡)さん
作業療法学科 2010年度卒業
鈴鹿厚生病院 勤務
相可高校出身
中原 由香(旧姓:初岡)さん
作業療法士として勤めて9年。現在は、当病院の臨床実習生を担当させてもらう立場となりました。実習期間が訪れるたび、ユマニテクで過ごした学生時代のドキドキした気持ちを思い出します。学生に教える立場でありながら、こちらが勉強させてもらうことも多く、「医療人は生涯、学びである」と実感しています。作業療法の勉強には、患者さんの手の機能を獲得するために、革細工や陶芸といったことも学びます。作業を用いることで、訓練の中に楽しみの要素を取り入れることができるのは、作業療法ならでは。私たちの援助を通して、患者さんが革細工などを楽しみながら訓練に参加されている姿を見るたび、「誰かのお役に立てているのだ」と、やりがいを実感しています。患者さん自身が頑張りたいと思うリハビリを提供できることが、この仕事の喜びです。
歯科衛生学科 2021年度卒業
鈴鹿高等学校出身
萱苗 侑愛さん
歯科衛生学科 2021年度卒業
鈴鹿高等学校出身
萱苗 侑愛さん
私は小学生の頃に行った歯医者さんで優しくしていただいた歯科衛生士さんに憧れ、自分もそうなりたいと思うようになりました。その後、歯科衛生士の仕事について調べたり、インターンシップに参加したりする中で、歯科衛生士は医療の中でも予防をメインとしていることに魅力を感じました。また、口と全身の健康つながっていることを知り、健康を守るために元気な時から人に携われる素敵でかっこいい仕事だと思い、目指すようになりました。三重県で進学を考えていた時に、ユマ医療のオープンキャンパスに参加し、一人一台の実習模型が設置されており実習環境が充実していると感じたことと、他学科との合同授業(ケースカンファレンス)があり、チーム医療を学べるということに魅力を感じ、ユマニテク医療福祉大学校に進学を決めました。
入学後は先生がとても親身になって指導してくださり、国家試験合格まで導いてくださいました。専門学生時代に学んだ知識や技術、マナーなどは就職後も役立っているのでやっぱりユマ医療を選んでよかったと思っています。現在は歯科衛生士を目指すきっかけとなった歯科医院に就職し、主に定期検診やドクターの補助をしています。幼いころに自分が感じたように、私も患者様を優しく笑顔で迎え、喜んで帰っていただけるよう心がけています。歯科衛生士は直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただけ、赤ちゃんからお年寄りまで生涯にわたって携わっていくことができる、とてもやりがいのある仕事です。超高齢化社会となる中、日本の健康寿命を伸ばすためにも歯科衛生士は重要な仕事だと実感しています。学生時代に学んだことを基に、これからも患者様の健康を守り、何歳になっても自分の歯で美味しく食事をし、笑顔で楽しく会話をすることができるようサポートする衛生士を目指して日々成長していきたいと思います。
介護福祉学科 2022年度卒業
飯南高等学校出身
中村 萌々花さん
介護福祉学科 2022年度卒業
飯南高等学校出身
中村 萌々花さん
入所施設で利用者さんの食事、入浴、排泄の介助等の身体的な介護を行っています。利用者さんに安心して生活してもらえるように、信頼関係を大切にしています。信頼していただくには知識や技術だけでなく、コミュニケーション技術が必要だと学ぶことが出来ました。コミュニケーションは自分が思っているよりも必要で、利用者さんの立場に立って考え、声掛けをするだけではなく、会話ではないコミュニケーションも大切ということを知りました。そして、時には沈黙を共用することも利用者さんに安心していただけるということなど、自分では考えない視点も学ぶことが出来ました。実習は数回に分けて行うため、学校で学んだことを実習で実践できるので実践と反省を繰り返すことで身につきました。この経験が今の仕事に活きており、介護福祉士としても1人の人間としてもユマニテクでの学校生活は大切な2年間となりました。